防災教室 「NEVER GIVE UP!!」~阪神・淡路大震災から30年 私たちにできることは~ 2025年01月20日(月) |イベント|新着順| 令和7年1月17日、阪神・淡路大震災から30年。その日の6限目、防災教室を行いました。講師として元海上自衛隊の横野正和様にご来校いただきました。横野様は30年前に本校からの救援物資(おにぎり)を被災地へ運んでくださった海上自衛隊のヘリコプターの操縦士であり、自衛隊退職後は徳島県吉野川市で防災教室の講師をしていたことから今回お招きをしてお話をしていただきました。震災の様子、当時の本校の行った救援活動や災害時に中学生にできることなどを聞かせてもらい、改めて一人ひとりがしっかりと考え、実行することの大切さを学ばせていただきました。 昨年、能登半島地震があったことで自然災害を生徒も身近に感じており、今自分に何ができるのかを真剣に考えるとともに、先輩たちがおこなってきた活動を知るとても貴重な機会となりました。またこの防災教室の前に、1階廊下に展示してある30年前の本校生徒が中心となっておこなった救援活動をまとめたパネルも個々の生徒がしっかりと読んでいたこともあり、一層防災に対する意識が高まりました。 <生徒感想>・この震災のとき、先輩方がなさった行動はうわさくらいのものでしか聞いたことがなかったけど、今年は30年という節目を天中生としてむかえれたことで、どれだけ大きなことだったのか、どれだけの方々が動いてくれたのか、きちんと知ることができてとても良かった。貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。・30年前の先輩方は世の中で起こった自然災害というものに工夫をこらしていったことが今になってよくわかりました。1995年にあったあの記憶を今でも残してほしいと今でも思っています。・私の母はその当時の在校生でヘリコプターが着陸したのは衝撃的だったと教えてくれました。お話を聞かせていただいて光栄です。・思いやり。心配り、それを実行する積極的な態度などでたくさんの人を励ますことができたんだなあと感じました。・震災などがおきた時は、手紙等を配らずにできる限り物資をつめた方が良いのでは、と思っていましたが、自衛隊の方々の心の支えになるなど受け取る気持ちにも大きな力があったことなんだと考え直す機会になりました。・この話はしっかりと後へ受け継いでいくことが大切だと感じました。実際に自分も大きな地震が起きた時にしっかりと行動できるのかと考えさせられました。・僕たちみたいに力がなくても少しの行動で大きな力になるんだなあと思いました。・横野さんのお話を聞いて、当時の天中生みたいに自分から困っている方々に少しでも支援できたらいいなと思いました。横野さんのお話を忘れずに今後に生かしたいと思いました。 #天理中学校 #防災教室 #阪神淡路大震災 #30年 #おにぎり #自衛隊 #被災地 « 前のページ吹奏楽部 布留内山の集い出演次のページ »お節会