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4/18(月)生徒朝礼(放送)

2022年04月18日(月) |新着順校長室より

 全校生の皆さん、おはようございます。本年度初めての生徒朝礼です。先週から、天理でも25℃を超える夏日もあれば、朝夕はまだ冷え込む時もある、温度差の激しい日々です。
 皆さんは体調を崩していませんか…?

 2.3年生は、先週に学年初めの実力テストを終え、普通授業が始まりました。1年生は当初教育や学年初めのオリエンテーションなどを終え、今日から普通授業が始まります。
 新しいクラスには少し慣れましたか…?

 さて、今日4月18日は、教祖の224回目のお誕生日で、おぢばでは教祖ご誕生祭がつとめられます。今はコロナ禍にあり、参拝するのも制限があって参拝ができませんので、今日は教祖のご誕生についての話をします。

 資料を2枚用意しました。大きいサイズの「一 はじめに」は、教祖がお生まれになられた当時の三昧田村や前川家の様子と、当時の周辺の様子が記されています。これは後ほど各自で読んでください。裏のページ「二 五色の雲」を見てください。読みます。


「二 五色の雲」
 大和神社の祭りも過ぎた4月18日の朝のことです。
 田も畑も朝の露にぬれていました。東の竜王山の頂上の平らな線が、朝もやの中に見えはじめました。鶏の鳴き声があちらこちらから聞こえてきました。あちこちの家から、朝ごはん準備の細い煙がぽつぽつ立ちのぼってきました。
 三昧田の村を東から西に流れている小川は、前川家のすぐ前を静かな音を立てて流れていましたが、だんだんとうす白く光りはじめました。
 太陽が昇るには、まだ間があります。ところが、三昧田の前川家の上にたなびいていた雲が、急にきらきらと輝きはじめました。
 その色は、赤、青、黄、紫、金色などという、何とも言われぬきれいな五色の雲です。早起きの村の人々は、このきれいな雲を見て、珍しい、不思議なことだと驚きました。
 ちょうど、前川家では、赤ちゃんが生まれたのです。元気のいい泣き声が家中いっぱいにひろがりました。この声で、お父様はじめ家の者みんなが、「ああ、生まれた、生まれた。」
と、安心して顔を見合わせました。
 奥の襖が勢いよく開いて、うれしそうな声が聞こえました。「玉のようなやや子やで、嬢(いと=女の子)やで。」
台所は急に忙しくなりました。かまどの火はパチパチと燃えて、釜の湯煙がたちのぼり、産湯(うぶゆ=生まれたばかりの赤ちゃんが使うお湯)は元気のいい泣き声がしきりにする奥の部屋へ運ばれました。
 このおめでたの知らせは、村中へすぐに伝わりました。
 前川家の人は、五色の雲のことを知らなかったのですが、村の人たちは、今朝の夜明けのあの不思議な五色の雲は、このおめでたのしるしであったのだなと、うわさをしていました。
 前川家には、村の人たちが次々とお祝いにやってきました。
 赤ちゃんの名前は「みき」とつけられました。
(中学生を対象とした指導資料として学校本部信条教育課がまとめた指導の手引きより)

 次に見てもらうのは、数年前のご誕生祭で、本部中庭で祝歌を歌っている映像です。これを見ながら皆も心の中で祝歌を歌い、教祖のご誕生日をお祝いしてください。そして、たくさんの信者さんが賑やかに教祖のご誕生をお祝いしている様子も見てください。
(この映像は、「教祖誕生祭関連行事 天理教・信仰している方へ」より) 


 2017年撮影の映像でしたが、天中生や天小生も元気いっぱいに歌を歌い、教祖のご誕生日をお祝いしました。たくさんの信者さんがおぢばへ帰って来られて参拝し、お祝いを申し上げている様子を見ていただけたと思います。今日は4月18日。教祖のご誕生についてお伝えしました。

 これからも、存命でお働き下さる教祖に、喜んでいただけるような天理中学生として頑張りましょう。尚、今日の資料は、宗教のノートのファイルに閉じておいてください。

 以上で終わります。

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